2010年3月18日木曜日

【夢】河合隼雄のケーキ屋

ケーキ屋でたくさんの注文をして店主と話している。
CQMという名前の店で、店主は笑顔が人懐こいフランス人。
自分はその店のことがいかに好きで、ケーキやコーヒーが素晴らしいかを店主に向かって話 している。
店の名前にちなんであだ名をCQにしているなどとも言っている。

店主は苦笑いを浮かべ「それじゃあ仕方が無いなぁ」というような調子で
4000円くらいの会計を2000円ほどにまけてくれる。
自分は嬉しいと思いつつも、それじゃあ値下げを期待してお世辞を言ったような格好になるなと感じている。
けれどまけて貰った値段を受け入れようともしていた。

そこでやや唐突に、何かを切り出す前の神妙な空気を自分が作り、
「この素晴らしい店の味をもっと世に広めたい。」と話し出す。
店主はやや軽い調子で「そうだね、エスプレッソは1杯10500円だしね」などと応じている。
(だからおいしくて当然だ、ということのようだ)

自分は「お金も要らないし一生懸命やるから、働かせてくれないか」と頼み込む。
店主は「君は営業パートナーになりたいのか?弟子になりたいのか?」と問う。
自分が即座に答えないうちに目が覚める。

●考えたこと

ケーキ屋の店主は河合隼雄のような雰囲気だった
「エスプレッソの値段10500円」と「4000円の会計が2000円になる」のは
『思想家・河合隼雄』で河合俊雄が話していた
「父はカウンセリング料金(一回10000円)を相手の経済状況に応じて1000円貰うだけの時もあった」
というエピソードを思い起こさせる。

「営業パートナーか弟子か?」という問いはなんだろうな。
カウンセリングや心理療法に関わろうとするにあたっての、姿勢を問われているように思えた。