2010年2月3日水曜日

【夢】これから大学にいくことを象徴する夢

何か紙状のものをばら撒きながら、ビルの暗く狭い階段を急いで駆け下りている。
一階までたどり着いて鉄製の重い ドアを開けて道に飛び出す。外は夜。

見上げると空一面に星、「東京でもちょっと西までくればこんなに星が見えるんだ」と考えている。
右手には月、いまは雲にさえぎられているがその後ろから光がのぞいている。
風に流されていく雲の動きを見てとれるので、すぐに月が出てくる事が分かる。
月が出てしまったら「星はあまり見えなくなってしまうだろうな」と考えている。

左に目を向けると自分の眼鏡を手にした左手が見える。
そのレンズには地面でこすったような細かい傷あとが無数に入っている。

●前日のこと

・A日程入試の夜。翌2/4はB日程入試。しかしこの夢を見て目が覚めたのが夜中でそれからしばらく眠れず。


●考えたこと

階段を下りているのは、前夜に読んだ「明恵 夢を生きる」の「上昇の夢」に影響されての事と思う。
しかしこの夢での下降は「母なる物への回帰」ということではなく、
受験勉強の意義に疑問を感じつつもそれに時間を使わざるを得ない現状に対する落ち込みだと思う。

最初にでてくる「紙状のものは何だろうか」 
本=知識、お札=金、おふだ?それらをバラバラとこぼしながら下っていく。
これまで価値を感じていたものを振り落としつつということになるのだろうか。

つ いた先の「夜」はこれからの新しい世界、「心理学」
「東京でも西まで来れば」はルーテル学院、
「月」は勉強で得られる指針
これによって夜空の様子は分かるようになるが、
かえって小さな星は見えなくなってしまう。


「自分の眼鏡」はこれまでの自分の物の見方、
経験として身に付いてしまっているバイアスが「メガネの傷」
しかしこれが無ければ物をはっきりと見る事が出来ない。